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    耳鳴り講義 2    H23、8月7日  
 

8)木田先生の耳鳴りについての考え方

9) 实用中医内科学より 小结〉
耳鸣,耳聋均是指听觉异常,若自觉耳内鸣响,如闻蝉声,或如潮声者,称耳鸣;若听觉减退,甚至消失者,称耳聋。耳聋可由耳鸣发展而来。耳聋的病因病机,肾虚是本,风,火,痰,淤是标。病本虽在肾,而与肝脾又有密切关系。耳鸣,耳聋的治疗,若风邪侵袭着,宜疏风解表;肝火旺者,宜清肝泄热;痰火郁结者,宜化痰清火;瘀阻耳窍着,宜活血化瘀;气血亏损者,宜补益气血;肾精亏虚者;
宜补益肝肾。耳鸣,耳聋的预后视病因而异,暴聋,暴鸣的患者若治疗及时得当,预后较佳。久聋,久鸣患者则多不易治愈。
10)各老師の見解と傾向
①谭敬书教授「腎虚は長年月を経て形成されるから慢性耳鳴は難治である。また腎虚から肝腎不足、心腎不交、脾腎陽虚と肝脾心と関与して複雑になる。また耳窮の気血不調から瘀血を形成するからやっかいなのだ」
②気滞血瘀の耳鳴り;谭敬书教授「全身的に瘀血が見られず、脈と舌のみの所見であることもある。またそれもわずかのこともある。」屠金城教授は「耳鳴日久、入及血分。」といっている。 (活血理気剤では桃仁、紅花、当帰、川芎、香附子、郁金、柴胡がおおい。その他は血竭、蘇木、青皮、莪朮)
③肝病による耳鳴り
肝火、肝陽上亢が多いので清肝,鎮肝と滋腎が多い。疎肝はすくない。(柴胡、青皮ぐらい)ただし、耳の詰まりには柴胡、香附子、川芎(通気散)を使用
④中気不足
脾気虚にはおおよそ黄耆、葛根、柴胡、升麻と石菖蒲いれている。升精して開胸化痰している
⑤痰湿阻滞
半夏、石菖蒲、胆南星、竜胆草、黄芩、芦会

11)常用中薬
蝉退、蔓荊子:袪風止鳴、    ②磁石、竜骨、牡蠣:潜陽降逆止鳴、
何首烏、酸仁、五味子、柏子仁、合歓皮:寧心安神熄鳴
石菖蒲、遠志:開窮寧心止鳴、  ⑤全蠍:捜風止鳴
肝脾不和、気滞瘀血、腎陰虚として
(腎虚から実邪、例えば気滞血瘀、痰湿などの虚実狭雑か?)

 

 
耳鳴り、資料1
「耳鼻咽喉科、妙法解析」より、老中医の耳鳴りの医案とその処方を分析してみた。中薬の分類を色分けした。A滋陰 B開胸化痰通絡  C重鎮、平肝 D升精
1)肝の病症>肝火、肝陽上亢が多いので清肝,鎮肝と滋腎が多い。疎肝はすくない。(柴胡、青皮、川楝子ぐらい)ただし、耳の詰まりには柴胡、香附子、川芎(通気散)を使用する。

 

3-6)徐鸿庆(北京)肝気郁結,心脾両虚

3-9)谭敬书教授(辽宁)
肝火、陰虚

3-10)赵绍琴、肝鬱熱(2月)

3-13)李德英、肝胆火盛(5日)

3-14)徐鸿庆(北京)。陰虚肝旺(2月)

 

39歳
突然左耳鳴、難聴(3日)
意気消沈で不眠、味がない

50歳
耳鳴は轰(hong)鸣(2月)(ごろごろ、ごーごー)

45。情志で変化する耳鳴、難聴。(めまい、イライラ)が取れて、耳鳴も軽くなり補腎へ

(5日)21、耳中が張る、耳鳴、難聴、イライラ、脈弦、尿黄

(2月)47、怒って始まった水流のような耳鳴、閉塞感

柴胡

 

10

 

10

10

黄芩

 

15

 

10

10

竜胆草

 

10

 

15

10

山梔子

 

10

 

10

葛根

 

20

 

10

 

牡蠣

 

30

30

 

 

石菖蒲

 

 

10

当帰

10

15

 

10

10

芍薬

10

 

 

10

 

川芎

10

 

 

10

10

路路通

 

 

10

10

桑椹子

30

 

 

 

30

磁石

15

 

 

15

 

 

麦門冬10
枸杞子20
百合15
柏子仁20
遠志6
山薬12

木通10
甘草10
沢瀉15
生地黄30
丹参20

蝉退6
姜黄6
珍珠母30
杏仁10
陳皮10
青皮10
白僵蚕10
旋覆花10
代赭石10
大黄1

車前子10
香附子10
釣藤鉤10
石決明30

牡丹皮10
紅花10

 
2)腎虚の病症>            谭敬书教授「腎虚は長年月を経て形成されるから慢性耳鳴は難治である。また腎虚から肝腎不足、心腎不交、脾腎陽虚と肝脾心と関与して複雑になる。また耳窮の気血不調から瘀血を形成するからやっかいなのだ」5-7)で治癒例提示
耳鸣〉A滋陰     B開胸化痰通絡  C重鎮、平肝     D升精

 

5-6)蔡福养
腎虚、心火

5-7)谭敬书教授
腎陰陽両虚、血虚

谭敬书教授
腎虚瘀血(注射副作用

5-9)李德英
肝腎陰虚

 

38歳(心煩、不眠、下肢無力)潮の様な耳鳴(耳鳴10日)

(耳鳴1年半)
36歳、間歇的に耳鳴、難聴

難聴と耳鳴;耳鳴りは時々
2歳で発症、いま28歳。瘀血の根拠は舌暗のみ

(耳鳴1日)27歳。口渇、腰酸、舌紅少苔、脈滑細
急性の難聴、耳鳴り

熟地黄

20

20

30

 

磁石

20

30

 

15

黄耆、

 

20

30

 

丹参

 

20

30

 

黄精

15

15

 

 

沢瀉、

10

 

 

当帰

 

 

15

15

枸杞子

 

12

 

10

川芎

 

 

10

10

 

生地黄20
山薬10
山茱萸10
牡丹皮10
黄連10
木通10
遠志10、
続断15
茯神15
酸枣仁30

牡蠣30
何首烏12、
附子5、
炙甘草5

葛根20
赤芍12
白朮10
桃仁10
蔓荊子10
黄柏10
紅花6
+柴胡、川芎、香附子

胡麻15
芍薬12
桑椹子30
黒豆10
谷精草10
石菖蒲10
疾痢子10
路路通10
+牛膝、沢瀉いれると尚よい

3)気滞血瘀の病症> 全身的に瘀血が見られず、脈と舌のみの所見であることもある。またそれもわずかのこともある。「耳鳴日久、入及血分。」ともいう人(屠金城)あり。活血理気剤では桃仁、紅花、当帰、川芎、香附子、郁金、柴胡がおおい。その他は血竭、蘇木、青皮、莪朮。丹参も可。 耳鸣〉A滋陰 B開胸化痰通絡 C重鎮、平肝 D升精

 

4-1)谭敬书教授、気滞血瘀(舌暗紅欠潤、脈弦緩尺弱)

4-2)王学让(四川)
気滞血瘀(舌暗、脈弦細

4-3)荣远明
気滞血瘀

4-4)徐鸿庆(北京)
気虚血瘀

8)李继昌
少陽経瘀血
(爆音きいてから)

 

59歳、甲高く細い耳鳴(急性1w)難聴、日軽夜重

34歳。太鼓のような耳鳴,閉塞感
(急性1月)

37、脳鳴は雷のようで、蝉鳴の様な耳鳴(急性1月)難聴。多種治療無効。舌暗紅、薄白苔、脈弦

49歳、夜中に目覚めてから耳鳴始まる(急性3日)

(数か月?)25ブーンブーンの耳鳴,難聴。時に大きく時に小。

石菖蒲

 

15

10

10

9

磁石

 

 

20

 

15

黄耆

30

 

 

20

 

当帰

15(尾)

 

9

10

 

川芎

15

15

5

10

 

桃仁

10

12

2

 

 

紅花

5

 

9

10

 

柴胡

 

 

3

 

15→24

郁金

 

12

 

 

9

香附子

 

12

 

10

 

甘草

 

 

3

10(炙)

6

生姜

 

3

 

 

3

 

地竜10
莪朮10
青皮10
黄柏10
この先生は黄耆を多用している。)

赤芍15
路路通12
白芷12
老葱1

牛膝9
生地黄9
桔梗5
赤芍6
枳穀6

桃仁10
桂枝8
葛根30

半夏9
五味子9
黄芩6
黄連6
血竭9
蘇木9

4)中気不足>  脾気虚にはおおよそ黄耆、葛根、柴胡、升麻と石菖蒲いれている。升精して開胸化痰している。
耳鸣〉A滋陰     B開胸化痰通絡  C重鎮、平肝     D升精

 

5-8)谭敬书教授
脾腎両虚

6)彭世桥
外傷後に発症して活血するも無効。

9)孙浩铭
中気不足、瘀血

 

61歳、難聴と耳鳴り(急性10日)

41歳、乏力より気虚
時々耳鳴り(3月)             

38歳、細くて低くてはっきりしない、横になると消失する耳鳴(妊娠中、急性1カ月)

黄耆

30

30

9

柴胡

10

10

 

石菖蒲

10

12

9

升麻

 

60

9

 

 

 

 

 

熟地黄30丹参30
磁石30
葛根20
山薬20山茱萸10
沢瀉10
茯苓10牡丹皮10
五味子6

知母10桔梗10
甘草6

党参15当帰3
艾葉3砂仁3
陳皮3阿膠9
黄芩6白朮6

5)その他

11)黄澹翁
水気凌心による耳鳴り
動悸伴う耳鳴

秦艽、萆薢、蒼朮、厚朴、沢瀉、荊芥、赤茯苓、神曲

 
 
 
 
 
 
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