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梅の木での過去の症例
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症例41 あかぎれが4か月治らない 39歳女性
主訴>皮膚科で軟膏ぬるが、手のあかぎれが4か月治らない
不眠;寝つき30分。断眠2.3/日、20分かかる
弁証>陰虚血熱、脾気虚、肝郁。
処方>
9/7
柴胡3芍薬5黄連2麦門冬8竜骨10珍珠母10酸棗仁10竜眼肉10百合5玄参5薏苡仁8生地黄5白及5
これであかぎれがほぼ解消し、手の干燥が残る。しかし寝つき断眠改善せず。(くよくよ多い)
11/5
柴胡3芍薬5麦門冬8酸棗仁10竜眼肉10枳実3炙甘草2
沙参
7
玄参5白及5
合歓皮
5
竜骨10珍珠母10。
これで、でやっと寝つき断眠改善。(このころから手のカサカサ症状がかなり改善)
翌年2月からはエキス当帰飲子、滋陰至宝湯のみにするが眠可。手の状態も良好。
要点
●黄連2麦門冬8竜骨10珍珠母10酸棗仁10竜眼肉10でも入眠不良、断眠は改善しなかった。
●さらに合歓皮8沙参10加えて、特に沙参の加味の後から、寝つきと断眠が改善した。皮膚症状の干燥改善が有効に働いたかもしれない。
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